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【タービン】女子高生の歯科治療【バキューム】
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【タービン】女子高生の歯科治療【バキューム】
- 1 :名無しさん@ピンキー:2006/01/17(火) 23:46:01 ID:a5/llM2r0
- さあ、どうぞ。
- 184 :名無しさん@ピンキー:2006/06/04(日) 23:09:12 ID:GKHfX5p20
- やっぱり評判が悪いみたいなので、
ここでストップになりましょうか。 匠さん、Kazuです。メール下さい ませ。
- 185 :名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 00:31:17 ID:VQsCxlGF0
- ユニットに仰向けになった真紀は、綾と衛生士の間で不安に押しつぶされそうになる気持ちをこらえながら、
促されるままに口を開いた。そんな真紀の気持ちに頓着することなく綾はすかさずデンタルミラーを真紀の 口に入れ、患部の歯をめがけて大胆に右下にえぐった。大きくめくりあげられた唇に真紀は少しばかり羞恥 心をかき立てられたが、そんなことを意に介する様子もなく綾は大きく広がった視野の中で真紀の歯一本一 本に目を光らせた。
- 186 :名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 00:32:12 ID:VQsCxlGF0
- 前回みつけた奥から2番目の歯に広がるカリエスを綾は再び確認した。
『C2かな』。綾はそう判断すると「シンマを」と衛生士に指示した。 衛生士がすばやく麻酔を差すと、綾は注射針の先端を確認し、一気に 真紀の歯ぐきに鋭く刺し込んでいった。「あああ」。これまで何人も のOLたちの苦悶の表情を照らし続けた無影灯のもとで、真紀もまたキ リリと差し込む痛み麻酔の痛みに顔をゆがめるのだった。そして無影 灯はその表情をくっきりと鮮明に照らし出していた。綾はなおも2カ所、 3カ所、4カ所と周囲に差し込んでいき、。そのたびに真紀はハンドタオ ルをぎゅっと握りしめ、足の指を硬直させ、大きく肩で息をして痛みに 耐えたのだった。
- 187 :名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 00:55:03 ID:VQsCxlGF0
- 「はい、うがいをしてください」。綾は麻酔を一通りし終えると、
ユニットを起こし、真紀にうがいを進めた。麻酔の痛みの洗礼を うけた真紀は、この後続くタービンとバキュームを想像すると、 気が遠くなった様な気がした。少し放心したようになりながら、 感覚をなくしつつある口元を気にしつつ、口をゆすぐのだった。 そしてほっとして正面を向いたところ、再びユニットが動き出 した。綾の手には再び麻酔が握られていた。「うへえ」。真紀 はげんなりする気持ちをぐっとしまい込んで、再び口をあけた。 やがて綾のもつ麻酔の針が真紀の歯ぐきに再びささった。そし て次々と差し込まれる麻酔。もはやしびれですっかりと痛みを 感じないほど、深い効き目が現れ始めていた。 そして次々と刺しこまれる麻酔は、自らの心にまで、その効き 目が及んでいくのを感じた。 歯科治療への抵抗感は失せ、もはやあきらめにも似た気持ちが 起きたのだった。「もう痛いんじゃないかって不安になるだけ 無駄だわ。もう先生にすべて任せるほかないわ」。真紀の中に 綾に隷属する気持ちが芽生えはじめたのだった。
- 188 :名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 14:06:09 ID:9KYpLCJh0
- あげ
- 189 :名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 19:40:56 ID:BfhfqZ7J0
- 妄想小説いくらあってもこの2枚の写真のほうがはるかに強力、てか妄想小説いらん。
- 190 :名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 23:52:14 ID:20nJs24n0
- 昔は妄想小説ももてはやされたものですが、
もはや時代が変わったんですかねえ。
- 191 :名無しさん@ピンキー:2006/06/08(木) 23:56:25 ID:Mn/K/ZpOO
- そんなこたぁない!
妄想 特に他人の妄想ほど面白いもんない。
- 192 :名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 19:08:55 ID:s96YZZd/O
- 〜♪は〜は、歯医者のは〜♪
- 193 :名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 22:03:16 ID:JpkzVZZ50
- 起き上がったチェアの上で真紀は唇の感覚を確かめようと、コップの水を何度も口に含んでは、スピットンに吐き出した。
麻酔で完全に痺れきった唇は腫れ上がったような感じがするだけで何も感じない。ゆすいだ後、唇に残った水気を押し当て るようにしてハンドタオルで拭き取ると、何もすることがなくなった真紀は、チェアにもたれながらぼんやりと外を眺めた。 窓からは行きつけのオープンカフェのテラスが見える。「あそこの抹茶ケーキ、美味しいんだよね・・・」。その後、ぐる っとあたりを見回すと真紀の視界にブランケットテーブルにあるタービンが飛び込んできた。「だけど・・・」。真紀はげ んなりした気分になった。「そのせいで、痛〜い思いをするんだから、もうほんとシャレにならないわ」。その間にも綾が 入念に打った麻酔の効果が出て、唇のしびれはどんどん強くなっていく。「痛くないといいな」。真紀はそう考えていると、 ゴーグルをかけた衛生士が真紀のユニットそばにすっと立ち、これまたゴーグルをかけた綾がドクターチェアに腰掛け、真 紀のユニットについた。
- 194 :名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 22:18:21 ID:JpkzVZZ50
- 倒しますねえ」。綾は手短にそう良うと、チェアを倒すスイッチを押した。
にぶい音とともにユニット全体が大きく上昇したかと思うと、やがて背もた れの部分が大きく倒れ込んでいった。真紀の視界からは、こじゃれたオープ ンカフェが消え、まばゆく光るライトを中心にゴーグルをかけた綾と衛生士 が見えるだけになった。その後、真上を向く真紀の視界から綾が消えた。何 をしているのだろうと右下のほうに目をやると、綾がタービンを持ち、バー を選んでいる。衛生士はバキュームを持ち、真紀の口元にタオルをあてがい、 漏れ出る唾液に備えた。「ひえええ・・・」すこし緊張した真紀は再び真上 にあるライトをみつめた。やがて綾の姿が視界に戻ったかと思うと、タービ ンとデンタルミラー、バキュームの3つが見えてきた。「痛くありませんよ うに・・・」真紀はそう願いながら目を閉じ、ハンドタオルを軽く握った。 「はい、お口を開けてください、痛かったら左手をあげて教えてくださいね 」と綾。真紀はごくっと唾を飲み込むと、覚悟を決めたように口を大きく開 いていった。
- 195 :名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 14:29:14 ID:dfDygH080
- アンチ妄想小説だったが著者の文才には感服せざるを得ない
おまいらこんな文章書けるか!? てか勃ったよ
- 196 :名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 17:40:04 ID:s7eoHwoz0
- >169
>歯フェチ集まれの衛生士板に来てる衛生士はリアル衛生士っぽいが、他で「女性」名乗ってるのはすべてネカマ。 確かにあそこに書き込みのある衛生士はリアル衛生士っぽいんだけど、その他は怪しいわな 「もも」とか言う奴スゲー怪しい いつもクレクレ言いながら自分は何処にありますよ見てねー としか書かねえし
- 197 :名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 19:50:50 ID:TsBq1NexO
- 》196
あの衛生士はモノホンだょ 》195 妄想って素晴らしい!表現力次第だか、これはマジプロだな!次回期待!。
- 198 :名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 21:29:59 ID:WQPArE5/O
- 歯科衛生士に興奮する漏れはスレ違いなのか…
ピンクのナース服がたまんね
- 199 :名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 08:51:39 ID:R3xrjgCB0
- >197
あそこ何人か衛生士って言ってる奴居るじゃん ともこって奴と祐希って奴と、あとなんだっけ 全部リアル衛生士かな?
- 200 :名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 12:07:13 ID:gHawy6MeO
- 》199
ともこってのは写メ公開しただろ〜すぐ削除されたみたいだけど。 ゆうきの他に衛生士居た?
- 201 :名無しさん@ピンキー:2006/06/14(水) 15:16:47 ID:Syvl9s2v0
- >>199-200
俺が知っている限りでは ともこと祐希 だけだと思うが
- 202 :名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 10:38:25 ID:YbmvXCoV0
- >200
ともこって写メ公開したんだ どんな奴だった? ぶちゃいく? てーかあんなところにくる衛生士だからなー
- 203 :名無しさん@ピンキー:2006/06/16(金) 16:56:04 ID:rpHUJrMbO
- 》202
う〜む〜微妙…
- 204 :名無しさん@ピンキー:2006/06/20(火) 07:29:13 ID:2yCQzQ92O
- このところ、小説無いね…読みたい。
- 205 :名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 00:52:51 ID:xjuEIXmUO
- ヤバい落ちる。
- 206 :でんたるくん:2006/06/25(日) 15:55:00 ID:QQyMN0HpO
- 初めましてでんたるくんと申します。
NHKあしたをつかめ平成若者仕事図鑑と言う番組に 歯科衛生士を取り上げていただけるようにみんなで リクエストしませんか?
- 207 :名無しさん@ピンキー:2006/07/03(月) 03:37:42 ID:xr86Ahay0
-
- 208 :名無しさん@ピンキー:2006/07/05(水) 17:54:42 ID:uSLQRfwMO
- 「靴に恋する人魚」
ビビアンが キューン されて 足パタパタしてます
- 209 :名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 22:05:55 ID:BSOmsj3FO
- 歯科治療のシーンが拝見できるビデオ・DVDがあったら教えてください。よろしくお願いします。
- 210 :名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 06:57:10 ID:hxn74PI5O
- 治療シーンと言えば
デンティスト デンティスト2
- 211 :名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 10:32:47 ID:aG5scEQE0
- 「歯科医」
ttp://www.amazon.co.jp/gp/product/B00005HQZM/249-3098283-9680306?v=glance&n=561958 冒頭いきなり口内ドアップ&キュイーンのシーンから始まる。
- 212 :名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 13:16:59 ID:hxn74PI5O
- 》211
しつこい位にキュイ〜ンしてますね ユニットががいまいちアンティークorz
- 213 :名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 13:36:32 ID:jQPU9AuXO
- ありがとうございます。デンティスト2は知りませんでした。
- 214 :名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 17:26:13 ID:hxn74PI5O
- 昔のドラマなら結構あったんだけどね 子供の治療シーンはキュイ〜ン&大泣きが定番!どこかに画像ないかねー
- 215 :名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 22:42:54 ID:hhLArYKy0
- 真紀が開いた口にまず綾の持つデンタルミラーが入った。綾はまるで閉じ気味
になった貝をさばくかのように、麻酔に痺れた唇をデンタルミラーでぐいっと右 下にひっぱりあげ、さらに大胆な綾の手つきで口をさらに大きく広げ、視野を確 保した。 「えっウソ・・・」。チェアに仰向けになった真紀はどうすることができない まま、大きく口元がゆがんだ顔をさらした。「やだぁ」。真紀は鼻で大きく息を しなから、自らの姿におしゃれ心や羞恥心など何もすべてはぎ取られたように感 じたが、衛生士が無表情なまま、患部の歯がしっかり照らす中、綾の持つタービ ンが真紀の口に入り、甲高い音をたてて真紀の歯を削りはじめた。
- 216 :名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 22:44:17 ID:hhLArYKy0
- 「キュウイイイイイイインイイインイイイイイイイン、キュイイイイイン」。
口腔内からはタービンの冷却水によるしぶきがあがり、無影灯や綾と衛生士の ゴーグルをぬらしはじめた。「バキュームをお願い」綾がそういうと、衛生士 の持つバキュームが「シュボボボボボボ」と音を立てて、口腔内の真紀の唾液 とタービンの冷却水、歯の切削片とをしっかりと吸い上げていった。 「あっ痛くない!!」。甲高いタービン音が耳障りなものの、意外に痛みを 感じずに済むことに真紀ひとまずホッとした。『良かったぁ、無痛治療の歯医 者さんをネットで調べたかいがあったあ』。チェアの上でしだいに肩の力が抜 けていくのを感じた。
- 217 :名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 22:45:03 ID:hhLArYKy0
- すると「大丈夫ですか」。綾はタービンをいったん止めて、笑顔で真紀に問いかけた。『えっ、今の歯医者さんってこんなに親切なんだあ。
これなら安心できるわ』。真紀は少し驚きながらも、わずかに首を縦に振って、「大丈夫です」とにっこりと応えた。綾は真紀の答えに安心 したように唇を再び広げ、視野をしっかり確保して、切削を進めた。
- 218 :名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 02:39:34 ID:UYtRlW1UO
- 小説大好きです
- 219 :匠:2006/07/12(水) 08:16:16 ID:xCqPMYn7O
- 》KAZUさん お待ちしてました。
- 220 :名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 20:54:06 ID:GZvC8Snq0
- 切削を進める綾の視線の先には、回廊のように続く虫歯が見えた。『う〜ん、これは結構削っていかなく
ちゃいけないかもしれない。痛みがでないといいんだけど』。綾はそう思うと、表情に険しさが増した。 一方でチェアに横になる真紀は「大丈夫、大丈夫」と引き続き痛みがないことにチェアの上ですこしリラ ックスさえし始めていた。「歯医者さんが苦手って言うの案外克服したかも・・・」。そう思いはじめた 矢先、真紀は「うぐっ」っとのどの奥から突き上げるようなものを感じ、のど元がごくりと大きく動くの を感じた。
- 221 :名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 20:59:13 ID:GZvC8Snq0
- 「ゲホッ、ゲホッ」。タービンとバキュームで息苦しさを感じる嘔吐反射が出て、真紀
は思わずむせかえった。「鼻でしっかり呼吸してください」。真紀の様子に気づいた衛生 士が声をかけた。真紀は小さくうなずいてみせ、衛生士の指示に従って、鼻で呼吸するこ とを意識をした。「あれ・・・」。真紀はそれでも少し息苦しい感覚に襲われた。「うぐっ」。 次の瞬間、思わずのどの奥の方に残った唾液とタービンから出た水をごくっと飲み込みな がら、むせかえりそうになるのをこらえたが、それでもまたのどの奥からこみ上げる感じ が押し寄せた。「っふうう」。タービンとバキュームが織りなす苦痛に真紀は声のふくん だ息をもらして、思わず顔をゆがめた。
- 222 :名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:24:06 ID:Ah32mM7Y0
- 小説ウゼェ。
頼むから他でやってくれ。
- 223 :名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:29:39 ID:GZvC8Snq0
- やっぱりウゼェですかね?。
やめろと思う方が多いようで あればやめます。ご意見を お願いします。
- 224 :名無しさん@ピンキー:2006/07/12(水) 23:49:21 ID:Pz68i35kO
- 小説もっと読みたいです。楽しみにしてます。
- 225 :名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:25:18 ID:+/R2YzZk0
- 「頑張ってくださ〜い」。綾はそうなだめながら、深化したカリエスを前にタービンによる削り込みをしっかり進めた。
ほどなくしてカルシウムを燃やしたような焦げたにおいが立ちこめはじめ、やがて口元の自由を完全に奪いとられた真紀 にピリッと来た痛みが襲った。タービンが持つ本来の厳しい歯科治療の側面が姿を現した。 「あ、痛!!!!・・・」。大きく唇に力が入り、わなわなと震えた。
- 226 :名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:28:11 ID:+/R2YzZk0
- 「ああっ」。タービンが引き起こす痛みに真紀は思わず息を漏らした。
ハンカチをぎゅっと握りしめ、眉間にしわをよせて何とかこらえようと 必死な様子がうかがえた。そして再び唇全体がわなわなと引きつりはじ めた。「痛・・・」、真紀はぎゅっと目をつぶって綾に訴えた。そんな 様子に綾も少し迷ったが、『後もう少し、もう少しだから我慢できない かな』と祈るような気持ちになりながら、待合室で待つ患者の治療時間 のことを考え、タービンによる切削をそのまま進めてみた。しかしそ真 紀は次第に強くなる痛みに襲われ、いよいよ大きな痛みが襲ってきた。
- 227 :名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 00:29:09 ID:+/R2YzZk0
- 「んっはああああああ」。真紀は再び声の混じった息を漏らし、仰向け
になったチェアの上で真紀は身をよじった。そして水色の歯科エプロン に隠れた肩をいからせ、綾のタービンを拒絶するしぐさをみせた。『う ーーーん、無理かあ』。綾はあきらめてタービンの手をとめた。「痛み ますか」とやさしい口調で話すと、真紀は小さくうなずいて、深い呼吸 を一息ついた。
- 228 :名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 01:05:19 ID:PK4WZgwLO
- 小説イラネ
別スレ作れよ
- 229 :名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 08:49:28 ID:1In3HbAVO
- 》KAZUさん 最高!!
止めないで下さい! ウザィなら見んなよ!お前の一言でどんだけ傷つくか!わかってんのか?。
- 230 :名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 11:56:10 ID:qThdOvm90
- >>228
お前みたいな屑が見なけりゃいい話だ
- 231 :名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 23:52:15 ID:+/R2YzZk0
- タービンの治療が中断し、口元が解放され、自由になった真紀は少しほっとしながら、
口を閉じた。それでも切削が終わったわけではなく、真紀はチェアに横になったままの 状態におかれた。ライトを見つめると歯科エプロンをした自分の姿が映り込んでいるの がみえた。『あ〜あ、帰りたいなあ』。真紀はこれから展開する治療を考えると憂鬱に なった。いっそのことチェアから起きて、逃げ出したいとの衝動にも駆られた。あれこ れと帰る口実を考えたが、浮かぶのはどれもこれも不自然な言い訳ばかり・・・。 歯科医院では一度チェアに座ったら最後、もうどんなに治療が辛くても逃げられない のを改めて感じた。そう考えると、今自分がいるユニットが改めて恐ろしいものである のを思い知らされた。そうこう考えているうちに綾の姿が視界に入った。つかの間の休 息はあっけなく終わりを告げた。
- 232 :名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 23:54:23 ID:+/R2YzZk0
- 「麻酔を追加しますねえ」。綾が促すままに真紀は口を開けるほか
なかった。ほどなくして麻酔の針が真紀の口に入った。ぐいぐいっと 歯ぐきの奥へと麻酔の針が突き進ませ、真紀の口腔内のしびれをより いっそう強いものにした。その後も2カ所、3カ所と次々と差し込んで、 残った感覚を完全に失わせようと麻酔を徹底して進めた。歯の内側の 歯ぐきにもしっかりさし込まれた真紀は時折、眉間に皺を寄せ、顔を ゆがめながら、耐えた。 『もう帰りたいよお〜』。麻酔を受けながら真紀は心の中でに弱音 を漏らした。 そのうちにじわ〜っとしびれた感触が一段と増してきた。 「ちょっと虫歯が深くて・・・ごめんなさい。もう少しだけ頑張れ ますか」とタービンにバーを装着しながら確認する綾。衛生士はバキ ュームを持ち、タオルを真紀の口元に再びあてがった。 『もう頑張れないよお』。真紀は心の中でつぶやいたが、綾の説明 に苦笑いの表情を浮かべ、頷くほかなかった。 「では、削っていきますね」。綾はタービンを片手に再び削りはじ めた。
- 233 :名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 00:14:42 ID:K7tUSszoO
- 小説萌えます!
頑張って下さい!!
- 234 :名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 20:48:26 ID:p0Aa5wyM0
- >>19
遅レスでスレ違いですみませんが、 親知らずを治療してくれる歯医者ってあるんですか? もし>>19さんがまだいらっしゃったらぜひ教えてください。 私は何軒か回りましたが、どこもドリルが入らないと言われました。 口の奥が大きめだから、頑張れば入ると思うので、ぜひ教えてください。
- 235 :名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:32:51 ID:7GSZHdrL0
- 小説さぁ、俺はいらないし、うんざりするんだよね。
欲しがる人間がいる一方、こういった人間もいるって事は理解してくれよ。 「歯フェチ集まれ」の歯科衛生士云々でもめた時と一緒だろ?なにも学習してないの? 存在すら否定するつもりはないから、以下、住み分け案。 希望1:別スレ建ててやってくれ 希望2:専ブラのNGワードで回避するから、何か決まりの言葉を入れといてくれ ・・・小説嫌な奴が別スレ建てろとでも言うか?
- 236 :名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 22:54:40 ID:1pE89Bjh0
- 小説って他人のオナニーだもんね。
見てると悲しくなるよね。 ブログでやればいいのに。
- 237 :名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 10:53:36 ID:MliwNtsqO
- 見たくないならスルーして下さい
あんたら社会生活で自分の意にそぐわない事があると文句なり苦情とか言ってんの?全部に? そんな奇特なお節介な人なんて居ないでしょ? 頼むから見たくないならスルーして下さい。
- 238 :名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 13:10:32 ID:PSWXgZk+0
- それより歯フェチ集まれの「私の歯見てください!」「もっと見せてください!」のジサクジエンをなんとかして欲しい。キモすぎる。
小説ならスルーできるがキモい写真だと目に入ってきてしまう。 集まれの管理人さん、同一サーバからの明らかな複数HN自演は削除の方向で。
- 239 :名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 15:29:50 ID:mliqS5+W0
- 歯フェチじゃないから肝いと思うんでしょう。歯フェチじゃないのに
なんでわざわざ見て肝いというんでしょうか。そのあたりが理解できません。
- 240 :名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 15:53:58 ID:wsOhJ3S40
- 削られてるところ投下キボン(動画
カワイイ女子高生で
- 241 :名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 21:22:56 ID:L0HiCUZx0
- あれって本当に女なのか
- 242 :名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 22:45:56 ID:tAiJWA+E0
- >>237自分がスルーすればいいのにw
- 243 :名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 06:12:16 ID:mFjxTHPf0
- >>239
アフォですか?もしくは晒してる本人? 歯フェチじゃなきゃこんなとこ来たりしないし、歯フェチ集まれなんて知らないって。 漏れら歯フェチが、どこのブサイク女かキモヲタ男のモノもわからない、歯並び悪くて臭そうでデリカシーのカケラもないただのキッタネェ口ん中見せられて喜ぶかボケが。 歯見せたがり露出狂フェチと歯フェチは全く違う。異常に歯を見せたがるメンタリティーもキモすぎ
- 244 :名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:34:11 ID:mkVv+ExF0
- 「あっ」敏感になった真紀の歯はすぐに痛みを感じた。
「あはああああああ」。真紀はたまらない痛みに身を思わずよじりながら、 左手をあげた。綾の持つタービンが止まった。 「ああ、痛みますねえ。ごめんなさい」。綾はそういってタービンを置く と、再び麻酔を手にした。 「麻酔を追加しますね」。綾は今度は真紀の口に入れたミラーをぐいっと 手前に引き寄せ、真紀の顔を綾の方に向けさせ、3たび麻酔を打ち込んだ。 削っては麻酔、削っては麻酔と何度も何度もさし込まれる麻酔に真紀は途 方にくれた。『ううううう、いったいどれだけ麻酔を打つんだろう。いつに なったら効くんだろう。そしてどれだけ削られるんだろう。こんなことなら もっとちゃんと歯を磨くんだったあ』。真紀に激しい後悔の念が襲った。そ んな自分が悔しくて、思わず少し目に涙がにじんだ。
- 245 :名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:36:41 ID:mkVv+ExF0
- 麻酔が終わり再び起き始めたチェアで真紀はそっと目にハンドタオルをあてた。
「はい、口をゆすいでください。麻酔が効くまでちょっと時間をおきますね」と 綾。真紀は麻酔漬けにされた口元をスピットンで口をゆすぎながら心の中で一人 涙し、『患者さんにやさしい無痛治療』というネットに出ていた言葉が幻想に過 ぎないことを改めて思い知らされた。
- 246 :名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 23:38:17 ID:mkVv+ExF0
- 痺れた唇をハンドタオルで押さえながら、真紀はぼおっと外を眺めていると、
「お読みになって待っていてくださいね」と衛生士が気分転換にとファッション 雑誌を勧めてきた。「ありがとうございます」。真紀は手にとってパラパラとめ くったが、さっきのタービンの痛みのことで頭がいっぱいで雑誌の内容など頭に 入って来なかった。あきらめたようにパタッと雑誌を閉じるとさっきまで真紀を 苦しめていたタービンが目に入った。先端部分に水滴がついているのがさっきま で歯を削りとっていたことを実感させた。 『あとどのくらい削るんだろう』。再びタービンに苦しめられるのではないか というを不安に真紀はごくっと生唾を飲み込み、タービンを見つめた。「はああ」。 真紀は大きくため息をつくとヘッドレストに頭をつけ、あきらめたように目をつむ った。 『きちんと歯磨きしなかった自分がいけないんだよねえ』。そう自分を責めてい ると、ドクターチェアに綾が座る気配を感じた。「では椅子を倒しますねえ」。チ ェアが倒され、真紀の視界は再び、ゴーグルをかけた綾と衛生士、そして真ん中に 無影灯が見えるだけになった。 真紀はまもなく自由が奪われる口元をいとおしそうにハンドタオルで何度も拭っ た。
- 247 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 00:49:17 ID:4gTaTxTNO
- だから小説イラネ
- 248 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 01:28:25 ID:oV0gbf+K0
- 「麻酔を追加しますねえ」。綾が促すままに真紀は口を開けるほか
なかった。ほどなくして麻酔の針が真紀の口に入った。ぐいぐいっと 歯ぐきの奥へと麻酔の針が突き進ませ、真紀の口腔内のしびれをより いっそう強いものにした。その後も2カ所、3カ所と次々と差し込んで、 残った感覚を完全に失わせようと麻酔を徹底して進めた。歯の内側の 歯ぐきにもしっかりさし込まれた真紀は時折、眉間に皺を寄せ、顔を ゆがめながら、耐えた。 『もう帰りたいよお〜』。麻酔を受けながら真紀は心の中でに弱音 を漏らした。 そのうちにじわ〜っとしびれた感触が一段と増してきた。 「ちょっと虫歯が深くて・・・ごめんなさい。もう少しだけ頑張れ ますか」とタービンにバーを装着しながら確認する綾。衛生士はバキ ュームを持ち、タオルを真紀の口元に再びあてがった。 『もう頑張れないよお』。真紀は心の中でつぶやいたが、綾の説明 に苦笑いの表情を浮かべ、頷くほかなかった。 「では、削っていきますね」。綾はタービンを片手に再び削りはじ めた。
- 249 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 01:30:08 ID:oV0gbf+K0
- 「あっ」敏感になった真紀の歯はすぐに痛みを感じた。
「あはああああああ」。真紀はたまらない痛みに身を思わずよじりながら、 左手をあげた。綾の持つタービンが止まった。 「ああ、痛みますねえ。ごめんなさい」。綾はそういってタービンを置く と、再び麻酔を手にした。 「麻酔を追加しますね」。綾は今度は真紀の口に入れたミラーをぐいっと 手前に引き寄せ、真紀の顔を綾の方に向けさせ、3たび麻酔を打ち込んだ。 削っては麻酔、削っては麻酔と何度も何度もさし込まれる麻酔に真紀は途 方にくれた。『ううううう、いったいどれだけ麻酔を打つんだろう。いつに なったら効くんだろう。そしてどれだけ削られるんだろう。こんなことなら もっとちゃんと歯を磨くんだったあ』。真紀に激しい後悔の念が襲った。そ んな自分が悔しくて、思わず少し目に涙がにじんだ。
- 250 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 01:31:21 ID:oV0gbf+K0
- 「ああっ」。タービンが引き起こす痛みに真紀は思わず息を漏らした。
ハンカチをぎゅっと握りしめ、眉間にしわをよせて何とかこらえようと 必死な様子がうかがえた。そして再び唇全体がわなわなと引きつりはじ めた。「痛・・・」、真紀はぎゅっと目をつぶって綾に訴えた。そんな 様子に綾も少し迷ったが、『後もう少し、もう少しだから我慢できない かな』と祈るような気持ちになりながら、待合室で待つ患者の治療時間 のことを考え、タービンによる切削をそのまま進めてみた。しかしそ真 紀は次第に強くなる痛みに襲われ、いよいよ大きな痛みが襲ってきた。
- 251 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 05:40:22 ID:Lwdkem370
- 荒れ始めましたね。続きは超接写主義で。
お楽しみに。
- 252 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 10:03:51 ID:tc3QAh9k0
- >>251
なんで人様の場所でやろうとすんの? 自分でどっかブログなり2ch別スレなり作って勝手にやれよ。 人様の掲示板では告知程度にしとけ。 本当に小説厨、クレクレは節操、主体性がなくて見ててみっともない。 それに「荒れてる」んじゃねぇよ。正常な反応=批判だ。 むしろ一方的な大量の書き込みでお前が「荒らしてる」んだよ。 ある向きから見れば小説なんぞコピペ厨と同じレベルの存在なんだよ。
- 253 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 13:43:17 ID:oYwrxJWG0
- 麻酔が終わり再び起き始めたチェアで真紀はそっと目にハンドタオルをあてた。
「はい、口をゆすいでください。麻酔が効くまでちょっと時間をおきますね」と 綾。真紀は麻酔漬けにされた口元をスピットンで口をゆすぎながら心の中で一人 涙し、『患者さんにやさしい無痛治療』というネットに出ていた言葉が幻想に過 ぎないことを改めて思い知らされた。
- 254 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 13:45:03 ID:oYwrxJWG0
- 真紀が開いた口にまず綾の持つデンタルミラーが入った。綾はまるで閉じ気味
になった貝をさばくかのように、麻酔に痺れた唇をデンタルミラーでぐいっと右 下にひっぱりあげ、さらに大胆な綾の手つきで口をさらに大きく広げ、視野を確 保した。 「えっウソ・・・」。チェアに仰向けになった真紀はどうすることができない まま、大きく口元がゆがんだ顔をさらした。「やだぁ」。真紀は鼻で大きく息を しなから、自らの姿におしゃれ心や羞恥心など何もすべてはぎ取られたように感 じたが、衛生士が無表情なまま、患部の歯がしっかり照らす中、綾の持つタービ ンが真紀の口に入り、甲高い音をたてて真紀の歯を削りはじめた。
- 255 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 13:46:20 ID:oYwrxJWG0
- 「んっはああああああ」。真紀は再び声の混じった息を漏らし、仰向け
になったチェアの上で真紀は身をよじった。そして水色の歯科エプロン に隠れた肩をいからせ、綾のタービンを拒絶するしぐさをみせた。『う ーーーん、無理かあ』。綾はあきらめてタービンの手をとめた。「痛み ますか」とやさしい口調で話すと、真紀は小さくうなずいて、深い呼吸 を一息ついた。 『あとどのくらい削るんだろう』。再びタービンに苦しめられるのではないか というを不安に真紀はごくっと生唾を飲み込み、タービンを見つめた。「はああ」。 真紀は大きくため息をつくとヘッドレストに頭をつけ、あきらめたように目をつむ った。
- 256 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 13:56:43 ID:oYwrxJWG0
- 麻酔が終わり再び起き始めたチェアで真紀はそっと目にハンドタオルをあてた。
「はい、口をゆすいでください。麻酔が効くまでちょっと時間をおきますね」と 綾。真紀は麻酔漬けにされた口元をスピットンで口をゆすぎながら心の中で一人 涙し、『患者さんにやさしい無痛治療』というネットに出ていた言葉が幻想に過 ぎないことを改めて思い知らされた。
- 257 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:23:08 ID:oYwrxJWG0
- 「麻酔を追加しますねえ」。綾が促すままに真紀は口を開けるほか
なかった。ほどなくして麻酔の針が真紀の口に入った。ぐいぐいっと 歯ぐきの奥へと麻酔の針が突き進ませ、真紀の口腔内のしびれをより いっそう強いものにした。その後も2カ所、3カ所と次々と差し込んで、 残った感覚を完全に失わせようと麻酔を徹底して進めた。歯の内側の 歯ぐきにもしっかりさし込まれた真紀は時折、眉間に皺を寄せ、顔を ゆがめながら、耐えた。麻酔が終わり再び起き始めたチェアで真紀はそっと目にハンドタオルをあてた。 「はい、口をゆすいでください。麻酔が効くまでちょっと時間をおきますね」と 綾。
- 258 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:25:53 ID:oYwrxJWG0
- 「頑張ってくださ〜い」。綾はそうなだめながら、「麻酔を追加しますねえ」。
綾が促すままに真紀は口を開けるほか なかった。ほどなくして麻酔の針が真紀 の口に入った。深化したカリエスを前にタービンによる削り込みをしっかり進めた。 ほどなくしてカルシウムを燃やしたような焦げたにおいが立ちこめはじめ、やがて 口元の自由を完全に奪いとられた真紀にピリッと来た痛みが襲った。タービンが持 つ本来の厳しい歯科治療の側面が姿を現した。 「あ、麻酔を追加しますねえ」。大きく唇に力が入り、わなわなと震えた。
- 259 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:27:56 ID:oYwrxJWG0
- 「えっウソ・・・」。チェアに仰向けになった真紀はどうすることができない
まま、大きく口元がゆがんだ顔をさらした。「やだぁ」。真紀は鼻で大きく息を しなから、自らの姿におしゃれ心や羞恥心など何もすべてはぎ取られたように感 じたが、衛生士が無表情なまま、患部の歯がしっかり照らす中、綾の持つタービ ンが真紀の口に入り、甲高い音をたてて真紀の歯を削りはじめた。 「あ、麻酔を追加しますねえ」。大きく唇に力が入り、わなわなと震えた。 「はい、口をゆすいでください。麻酔が効くまでちょっと時間をおきますね」と 綾。「んっはああああああ」。真紀は再び声の混じった息を漏らし、仰向け になったチェアの上で真紀は身をよじった。
- 260 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:32:59 ID:oYwrxJWG0
- 「ちょっと虫歯が深くて・・・ごめんなさい。もう少しだけ麻酔を頑張れ
ますか」とタービンに麻酔を装着しながら確認する綾。衛生士は麻酔を持ち、 タオルを真紀の口元に再びあてがった。 『もう麻酔、頑張れないよお』。真紀は心の中でつぶやいたが、綾の説明 に苦笑いの表情を浮かべ、頷くほかなかった。 「では、麻酔を追加しますねえ」。綾は麻酔を片手に再び削りはじめた。 。『ううううう、いったいどれだけ麻酔を打つんだろう。いつに なったら効くんだろう。そしてどれだけ削られるんだろう。こんなことなら もっとちゃんと麻酔を磨くんだったあ』。
- 261 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 14:35:44 ID:uhpSqg8f0
- >>260
小説萌えます! 頑張って下さい!!
- 262 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 16:27:39 ID:Lwdkem370
- →訂正
小説は休載。やめましょう。 ご愛読いただいた方、ありがとうございました。 ご批判をいただいた方、申し訳ありませんでした。 なお、「荒れている」というのは、上記のような 激しいコピーを指していまして、ご批判をいただ いた方に向けてのものではありません。以上をご 理解してくださいませ。 では失礼いたします。
- 263 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 16:56:34 ID:uhpSqg8f0
- 「ちょっと虫歯が深くて・・・ごめんなさい。もう少しだけ麻酔を頑張れ
ますか」とタービンに麻酔を装着しながら確認する綾。衛生士は麻酔を持ち、 タオルを真紀の口元に再びあてがった。 『もう麻酔、頑張れないよお』。真紀は心の中でつぶやいたが、綾の説明 に苦笑いの表情を浮かべ、頷くほかなかった。 「では、麻酔を追加しますねえ」。綾は麻酔を片手に再び削りはじめた。 。『ううううう、いったいどれだけ麻酔を打つんだろう。いつに なったら効くんだろう。そしてどれだけ削られるんだろう。こんなことなら もっとちゃんと麻酔を磨くんだったあ』。
- 264 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 16:57:40 ID:uhpSqg8f0
- 「えっウソ・・・」。チェアに仰向けになった真紀はどうすることができない
まま、大きく口元がゆがんだ顔をさらした。「やだぁ」。真紀は鼻で大きく息を しなから、自らの姿におしゃれ心や羞恥心など何もすべてはぎ取られたように感 じたが、衛生士が無表情なまま、患部の歯がしっかり照らす中、綾の持つタービ ンが真紀の口に入り、甲高い音をたてて真紀の歯を削りはじめた。 「あ、麻酔を追加しますねえ」。大きく唇に力が入り、わなわなと震えた。 「はい、口をゆすいでください。麻酔が効くまでちょっと時間をおきますね」と 綾。「んっはああああああ」。真紀は再び声の混じった息を漏らし、仰向け になったチェアの上で真紀は身をよじった。
- 265 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 16:58:40 ID:uhpSqg8f0
- 真紀が開いた口にまず綾の持つデンタルミラーが入った。綾はまるで閉じ気味
になった貝をさばくかのように、麻酔に痺れた唇をデンタルミラーでぐいっと右 下にひっぱりあげ、さらに大胆な綾の手つきで口をさらに大きく広げ、視野を確 保した。 「えっウソ・・・」。チェアに仰向けになった真紀はどうすることができない まま、大きく口元がゆがんだ顔をさらした。「やだぁ」。真紀は鼻で大きく息を しなから、自らの姿におしゃれ心や羞恥心など何もすべてはぎ取られたように感 じたが、衛生士が無表情なまま、患部の歯がしっかり照らす中、綾の持つタービ ンが真紀の口に入り、甲高い音をたてて真紀の歯を削りはじめた。
- 266 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 20:40:20 ID:on/GathVO
- 荒らし 最低。
- 267 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:16:43 ID:u81+SdTh0
- 360 :優しい名無しさん :2006/07/10(月) 00:37:33 ID:PC33x0kJ
283です。 >>299 お目汚しのレス申し訳ありません。 え〜、実は私は勝ち負けとかは意識していません。気楽に書いてました。失礼しました。 中田、キムタクについては私がそう感じているだけのことです。(二人とも上記の理由で嫌いです) 確かに私は短大卒の低脳(たぶんIQも低いと思う)で社会性もありません。 おまけにおっしゃるとおり自分でも自覚してるんですが情緒はたぶん幼稚園児並です。 よく判ったなと流石と思いました。 東大卒の研究者さんにはさぞ頭悪く見えたでしょう。ご容赦を。 ASにプライドを持てるなんてすばらしいですね。私はとてもそう思えないです。 やはりご自分に自信がお有りなのでしょう。あなたのASの特徴のすばらしい頭脳を 今後も充分にお役立て下さい。
- 268 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:17:23 ID:u81+SdTh0
- 361 :優しい名無しさん :2006/07/10(月) 00:38:34 ID:PC33x0kJ
>>293 心配りありがとうございます。 たしかに私自身は悪気はありませんが孤立気味な上に臭いまで出て、その上 傍目からもはっきり判る社内恋愛で独身適齢期の女子社員が多い職場だった為、 それはひどい苛めを受けましてね。かなりひどい鬱を発症しました。 それで同じ悩みを持つ人のオフ会に行って臭いの確認をしてもらったんですよ。 結果、無臭だと言われましたが今でも緊張時にひどい臭いが出てしまうようです。 そのオフで初対面の男性に目つきがおかしいことと暗い、恐いと言われて、 「なんか一人で何か言ってる感じだよね。」と言われてその場では別に顔には 出しませんでしたがショックで家に帰って泣きました。 今まで自分に干渉する人に色々言われたことはあったけど、顔つきを指摘されたのは 初めてでその時はAS知らなかったですし。 興味深いことに同じ悩みの定型の人とメールや実際会って話しを聞いたら、 自分が臭いと苛められた場合、自分の臭いで迷惑をかけていると考えるようです。 周囲の環境を悪くしていると。自分は色々言う周囲に対して「これくらいのことで うるさい」くらいに思っていましたので感覚的に普通と違うな〜と感覚の違いに かえってストレスを感じて苦しかったですね。 で、臭いや消化器について調べていて自閉症を知り、ASを知り、何故 子供の頃から色々うまくいかなかったり失笑されたり、恋愛もどうしても 両思いなのにうまくいかず、自分はおかしいのか?とかオフで言われた 顔つきのこととか自分のせいではなかったと知りそれは自分自身に納得できた訳です。 身体の方はすごく清潔を心がけているんですが。とにかく気にしないのが一番らしいです。
- 269 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:19:55 ID:u81+SdTh0
- ブロンドが美容院に入ってきた。カットをご所望だったが彼女はヘッドホン
を付けていたので、美容師はそれを外してくれるように頼んだ。 「え〜?でもパパとママはこれ外すと死んじゃうって言ってたわよ」 「それじゃ応援のスタッフを探してきますけど、私が戻るまでにはそれは 外しておいてください、お客さん」しかたなくヘッドホンを外すブロンド。 美容師が席に戻ってみるとブロンドは息絶えていた。ヘッドホンからは 何やら声が流れている。「息を吸って……息を吐いて……息を……」 金髪女性がウォークマンを聞きながら美容院に行く。 「頭からウォークマンを外さないとならないんですが。」と美容師が金髪に向かって言う。 「だめよ!死んじゃう!」と金髪が言い返す。 「ウォークマンを聞いていたんじゃ髪の毛が切れないじゃないですか!」と美容師はいらいらしながら言う。 「絶対取れないの!死んじゃうから!」 美容師はいらいらがつのり、ウォークマンを掴むと金髪の頭から引き剥がす。 しばらくすると、金髪は死んでしまった。 美容師がウォークマンを拾い上げて聞いてみると、流れてきたのはこんな声だった。 「息を吸って、息を吐いて、息を吸って。」
- 270 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:25:37 ID:uhpSqg8f0
- 「ちょっと虫歯が深くて・・・ごめんなさい。もう少しだけ麻酔を頑張れ
ますか」とタービンに麻酔を装着しながら確認する綾。衛生士は麻酔を持ち、 タオルを真紀の口元に再びあてがった。 『もう麻酔、頑張れないよお』。真紀は心の中でつぶやいたが、綾の説明 に苦笑いの表情を浮かべ、頷くほかなかった。 「では、麻酔を追加しますねえ」。綾は麻酔を片手に再び削りはじめた。 。『ううううう、いったいどれだけ麻酔を打つんだろう。いつに なったら効くんだろう。そしてどれだけ削られるんだろう。こんなことなら もっとちゃんと麻酔を磨くんだったあ』。
- 271 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:26:57 ID:uhpSqg8f0
- 荒らし 最低ですね。
では、気をとりなおして。 真紀が開いた口にまず綾の持つデンタルミラーが入った。綾はまるで閉じ気味 になった貝をさばくかのように、麻酔に痺れた唇をデンタルミラーでぐいっと右 下にひっぱりあげ、さらに大胆な綾の手つきで口をさらに大きく広げ、視野を確 保した。 「えっウソ・・・」。チェアに仰向けになった真紀はどうすることができない まま、大きく口元がゆがんだ顔をさらした。「やだぁ」。真紀は鼻で大きく息を しなから、自らの姿におしゃれ心や羞恥心など何もすべてはぎ取られたように感 じたが、衛生士が無表情なまま、患部の歯がしっかり照らす中、綾の持つタービ ンが真紀の口に入り、甲高い音をたてて真紀の歯を削りはじめた。
- 272 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:31:48 ID:uhpSqg8f0
- 金歯女性が歯科医院に入ってきた。抜歯をご所望だったが彼女は入れ歯
を付けていたので、歯科医はそれを外してくれるように頼んだ。 「え〜?でもパパとママはこれ外すと死んじゃうって言ってたわよ」 「それじゃ応援のスタッフを探してきますけど、私が戻るまでにはそれは 外しておいてください、患者さん」しかたなく入れ歯を外す金歯女性。 歯科医が席に戻ってみると金歯女性は息絶えていた。入れ歯からは 何やら声が流れている。「息を吸って……息を吐いて……息を……」
- 273 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:34:02 ID:uhpSqg8f0
- 「ちょっと虫歯が深くて・・・ごめんなさい。もう少しだけ麻酔を頑張れ
ますか」とタービンに麻酔を装着しながら確認する綾。衛生士は麻酔を持ち、 タオルを真紀の口元に再びあてがった。 『もう麻酔、頑張れないよお』。真紀は心の中でつぶやいたが、綾の説明 に苦笑いの表情を浮かべ、頷くほかなかった。 「では、麻酔を追加しますねえ」。綾は麻酔を片手に再び削りはじめた。 。『ううううう、いったいどれだけ麻酔を打つんだろう。いつに なったら効くんだろう。そしてどれだけ削られるんだろう。こんなことなら もっとちゃんと麻酔を磨くんだったあ』。
- 274 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:36:07 ID:uhpSqg8f0
- 真紀が開いた口にまず綾の持つデンタルミラーが入った。綾はまるで閉じ気味
になった貝をさばくかのように、麻酔に痺れた唇をデンタルミラーでぐいっと右 下にひっぱりあげ、さらに大胆な綾の手つきで口をさらに大きく広げ、視野を確 保した。 「えっウソ・・・」。チェアに仰向けになった真紀はどうすることができない まま、大きく口元がゆがんだ顔をさらした。「やだぁ」。真紀は鼻で大きく息を しなから、自らの姿におしゃれ心や羞恥心など何もすべてはぎ取られたように感 じたが、衛生士が無表情なまま、患部の歯がしっかり照らす中、綾の持つタービ ンが真紀の口に入り、甲高い音をたてて真紀の歯を削りはじめた。
- 275 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:37:11 ID:uhpSqg8f0
- 金歯女性が歯科医院に入ってきた。抜歯をご所望だったが彼女は入れ歯
を付けていたので、歯科医はそれを外してくれるように頼んだ。 「え〜?でもパパとママはこれ外すと死んじゃうって言ってたわよ」 「それじゃ応援のスタッフを探してきますけど、私が戻るまでにはそれは 外しておいてください、患者さん」しかたなく入れ歯を外す金歯女性。 歯科医が席に戻ってみると金歯女性は息絶えていた。入れ歯からは 何やら声が流れている。「息を吸って……息を吐いて……息を……」
- 276 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:37:35 ID:Lwdkem370
- 小説は休載いたしました。
以上は「コピー」などで、作者とは関係ありません。 念のため。 すっかり荒れてしまい、その端緒となって しまったことをお詫びします。 ではこれで本当に最後といたします。 失礼いたします。
- 277 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:39:45 ID:uhpSqg8f0
- 荒らし 最低ですね。
誰が何と言おうと、小説は休載いたしません。 念のため。 では、気をとりなおして。 「ちょっと虫歯が深くて・・・ごめんなさい。もう少しだけ麻酔を頑張れ ますか」とタービンに麻酔を装着しながら確認する綾。衛生士は麻酔を持ち、 タオルを真紀の口元に再びあてがった。 『もう麻酔、頑張れないよお』。真紀は心の中でつぶやいたが、綾の説明 に苦笑いの表情を浮かべ、頷くほかなかった。 「では、麻酔を追加しますねえ」。綾は麻酔を片手に再び削りはじめた。 。『ううううう、いったいどれだけ麻酔を打つんだろう。いつに なったら効くんだろう。そしてどれだけ削られるんだろう。こんなことなら もっとちゃんと麻酔を磨くんだったあ』。
- 278 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:42:47 ID:uhpSqg8f0
- 真紀が開いた口にまず綾の持つデンタルミラーが入った。綾はまるで閉じ気味
になった貝をさばくかのように、麻酔に痺れた唇をデンタルミラーでぐいっと右 下にひっぱりあげ、さらに大胆な綾の手つきで口をさらに大きく広げ、視野を確 保した。 「えっウソ・・・」。チェアに仰向けになった真紀はどうすることができない まま、大きく口元がゆがんだ顔をさらした。「やだぁ」。真紀は鼻で大きく息を しなから、自らの姿におしゃれ心や羞恥心など何もすべてはぎ取られたように感 じたが、衛生士が無表情なまま、患部の歯がしっかり照らす中、綾の持つタービ ンが真紀の口に入り、甲高い音をたてて真紀の歯を削りはじめた。
- 279 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:43:35 ID:uhpSqg8f0
- 金歯女性が歯科医院に入ってきた。抜歯をご所望だったが彼女は入れ歯
を付けていたので、歯科医はそれを外してくれるように頼んだ。 「え〜?でもパパとママはこれ外すと死んじゃうって言ってたわよ」 「それじゃ応援のスタッフを探してきますけど、私が戻るまでにはそれは 外しておいてください、患者さん」しかたなく入れ歯を外す金歯女性。 歯科医が席に戻ってみると金歯女性は息絶えていた。入れ歯からは 何やら声が流れている。「息を吸って……息を吐いて……息を……」
- 280 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:46:18 ID:uhpSqg8f0
- タービンの治療が中断し、口元が解放され、自由になった真紀は少しほっとしながら、
口を閉じた。それでも切削が終わったわけではなく、真紀はチェアに横になったままの 状態におかれた。ライトを見つめると歯科エプロンをした自分の姿が映り込んでいるの がみえた。『あ〜あ、帰りたいなあ』。真紀はこれから展開する治療を考えると憂鬱に なった。いっそのことチェアから起きて、逃げ出したいとの衝動にも駆られた。あれこ れと帰る口実を考えたが、浮かぶのはどれもこれも不自然な言い訳ばかり・・・。 歯科医院では一度チェアに座ったら最後、もうどんなに治療が辛くても逃げられない のを改めて感じた。そう考えると、今自分がいるユニットが改めて恐ろしいものである のを思い知らされた。そうこう考えているうちに綾の姿が視界に入った。つかの間の休 息はあっけなく終わりを告げた。
- 281 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:47:47 ID:uhpSqg8f0
- 「ちょっと虫歯が深くて・・・ごめんなさい。もう少しだけ麻酔を頑張れ
ますか」とタービンに麻酔を装着しながら確認する綾。衛生士は麻酔を持ち、 タオルを真紀の口元に再びあてがった。 『もう麻酔、頑張れないよお』。真紀は心の中でつぶやいたが、綾の説明 に苦笑いの表情を浮かべ、頷くほかなかった。 「では、麻酔を追加しますねえ」。綾は麻酔を片手に再び削りはじめた。 。『ううううう、いったいどれだけ麻酔を打つんだろう。いつに なったら効くんだろう。そしてどれだけ削られるんだろう。こんなことなら もっとちゃんと麻酔を磨くんだったあ』。
- 282 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:50:30 ID:uhpSqg8f0
- 「あっ」敏感になった真紀の歯はすぐに痛みを感じた。
「あはああああああ」。真紀はたまらない痛みに身を思わずよじりながら、 左手をあげた。綾の持つタービンが止まった。 「ああ、痛みますねえ。ごめんなさい」。綾はそういってタービンを置く と、再び麻酔を手にした。 「麻酔を追加しますね」。綾は今度は真紀の口に入れたミラーをぐいっと 手前に引き寄せ、真紀の顔を綾の方に向けさせ、3たび麻酔を打ち込んだ。 削っては麻酔、削っては麻酔と何度も何度もさし込まれる麻酔に真紀は途 方にくれた。『ううううう、いったいどれだけ麻酔を打つんだろう。いつに なったら効くんだろう。そしてどれだけ削られるんだろう。こんなことなら もっとちゃんと歯を磨くんだったあ』。真紀に激しい後悔の念が襲った。そ んな自分が悔しくて、思わず少し目に涙がにじんだ。
- 283 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:54:01 ID:uhpSqg8f0
- 痺れた唇をハンドタオルで押さえながら、真紀はぼおっと外を眺めていると、
「お読みになって待っていてくださいね」と衛生士が気分転換にとファッション 雑誌を勧めてきた。「ありがとうございます」。真紀は手にとってパラパラとめ くったが、さっきのタービンの痛みのことで頭がいっぱいで雑誌の内容など頭に 入って来なかった。あきらめたようにパタッと雑誌を閉じるとさっきまで真紀を 苦しめていたタービンが目に入った。先端部分に水滴がついているのがさっきま で歯を削りとっていたことを実感させた。 『あとどのくらい削るんだろう』。再びタービンに苦しめられるのではないか というを不安に真紀はごくっと生唾を飲み込み、タービンを見つめた。「はああ」。 真紀は大きくため息をつくとヘッドレストに頭をつけ、あきらめたように目をつむ った。 『きちんと歯磨きしなかった自分がいけないんだよねえ』。そう自分を責めてい ると、ドクターチェアに綾が座る気配を感じた。「では椅子を倒しますねえ」。チ ェアが倒され、真紀の視界は再び、ゴーグルをかけた綾と衛生士、そして真ん中に 無影灯が見えるだけになった。 真紀はまもなく自由が奪われる口元をいとおしそうにハンドタオルで何度も拭っ た。
- 284 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 21:55:11 ID:uhpSqg8f0
- 金歯女性が歯科医院に入ってきた。抜歯をご所望だったが彼女は入れ歯
を付けていたので、歯科医はそれを外してくれるように頼んだ。 「え〜?でもパパとママはこれ外すと死んじゃうって言ってたわよ」 「それじゃ応援のスタッフを探してきますけど、私が戻るまでにはそれは 外しておいてください、患者さん」しかたなく入れ歯を外す金歯女性。 歯科医が席に戻ってみると金歯女性は息絶えていた。入れ歯からは 何やら声が流れている。「息を吸って……息を吐いて……息を……」
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